咬合療法(噛み合わせ)
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お口と体の影響
歯はそれぞれ独立しているように見えますが、実は隣り合う歯や噛み合う歯同士で支え合いながらそれぞれの位置を保っています。
そのため、一部の歯に問題が生じると、周囲の歯に影響を与えはじめ、やがてお口全体のバランスが崩れ始めます。お口のバランスが崩れると、食事や睡眠に障害が生じるなど、身体全体のバランスを保つことも難しくなることがあります。
現在、生活習慣の変化などからバランスを保てていない方が増えています。お口と全身は一見関係ないように感じられますが、当院では大きく関係していると考えています。 -
筒井塾咬合療法研究会
当院は、「筒井塾咬合療法研究会」の会員です。すべての患者さんにより良い治療を提供できるよう、歯科医療の根幹である「咬合」を「生体の咬合とは」の原点に戻って考え、どのように治療へ活かすのかを研究し、日々研鑽しています。
※詳しくはこちら(https://afg.22i-std.or.jp/index.html)
Importance 咬合治療の重要性
噛み合わせが良いということは、お口の健康だけでなく、全身にさまざまな影響を与えます。噛み合わせは全身の健康状態をバランスよく保つために、重要な役割を果たしているのです。たとえば肩こり、首回りのコリ、頭痛、腕の痛み、目のかすみなどがあります。
歯や顎は正しい位置できちんと機能していれば、余計な力が加わらず、筋肉がリラックスした状態を保てます。噛み合わせがズレていると、筋肉が常に緊張した状態のため、不調を引き起こしてしまうのです。
噛み合わせは、単にお口の機能を損なうだけでなく、日常に影響を与えてしまうことがある事実を知っていただければ幸いです。
また、歯科医療において歯ブラシやフッ化物による虫歯や歯周病予防には限界があります。日ごろから食習慣、喫煙、頬杖などの悪習慣にも気を付けていただくことが大切です。お口と全身の健全な発育、そしてそれを⻑く持続させることが、毎日の健康につながります。